色々できるスキルを持っていて選り取り見取りな感じで器用に戦えますが、瞬間火力は高くないので立ち回りの正解を積み重ねて勝つジョブです。正解を積み重ねられないと逃げる手段がスプリントのみなのであっさり倒されます。1人で何かを成す能力はLB以外ではほぼ無いのでチームプレー重視のメカニクスです。
チームプレーといっても「被ダメージを請け負う」とか「浄化を使わせる」ような味方が戦い続けやすくなるようにしたりccを解除されずに通しやすくするのがメインです。この2点を立ち回りで遂行するために地天と明鏡止水を使った後の引き出しをたくさん用意しておきましょう。
侍の強みは敵に浄化を吐かせやすい&豊富な自衛スキルを使って前に留まりやすい点と、それを活かした上で平坦に火力を出す問題児であり2分に1回即死させてくる危険人物でもあるところです。
問題児で危険人物なのは周知されていて、地天を使ってたら殴らないくらいの対策は当たり前のようにされます。対策をしてもどうしようもなかったり、うっかりを誘えるからこそ斬鉄剣は最長の120秒周期に設定されているので扱いを覚えておきましょう。
各スキルの解説
別途項目で後述する内容は省いてます。
基本コンボ
特に使うものが無かったら使います。
奥義波切&返し波切
1人に当てたら12000、2人以上に当てたら8000&自分に8000バリアです。削るために使うのと自衛のために使うのとLBと組み合わせて使う3パターンあるので後述します。
波切の後に雪月花や基本コンボを使うと返し波切は消えますがLBは使っても返し波切は消えません。
必殺剣・早天
これを使うと基本コンボが範囲攻撃に置き換わります。威力はそのままでバインド、威力が倍、威力はそのままでHP回収の3パターンで何が欲しいかによって使い分けます。
満月や桜花を使うために基本コンボを回すこともあります。
必殺剣・地天
シンプルな自衛スキルです。硬いし与ダメupも強いしで敵は自分を殴れなくなります。25%軽減だとhpが58500ある侍を削り切るには元のダメージが73000くらい無いといけないので殴っても倒せなくなります。快気も入るので実戦では更に求められます。
LBのために崩しをつけようとしても親切に禁止マーカーをつける人がいるくらい警戒されるのでミスを誘ったり当たり屋のように攻撃をもらいに行ったりします。後述します。
峰打ち
なんか防御を無視とか対象の現在のhpの10%分とか色々書いてありますが、ただのリキャが20秒のスタンだと思ってください。このスキルのダメージ量を気にすることはないです。
明鏡止水
cc無効3秒と雪月花実行可が付与されます。使うならタイミングを工夫してcc無効を活かしましょう。細かい使い方は後述します。
LB
最長の120秒周期ですが忍者よりもハードルが低くて即死ダメージを与えられます。軽減の類はなんでもスルーしますがバリアがあるときっちり減るので、わざと崩しをもらってバリアで耐えられたりします。ナイトのLBのダメージ無効は適用されて0になります。
防御明けを狙って通したり当てさえすればokではなく崩しをつけるワンクッションが必要な代わりに最大hp分のダメージ与えられるスキルなので雑には使えません。終盤ではタイミング次第で流れが決まるほど強力なので、2回目のLBは溜まった時の残り時間によってどう使うか決めます。
細かいところが色々あるので後述します。
自衛
・地天の25%軽減
・明鏡止水のcc無効
・桜花のHP回収
・波切&返し波切のバリア(8000×2)
侍は自衛スキルを4つも持っています。大抵のジョブは自衛スキルが切れたら普通に倒せますが、侍は地天と明鏡止水が切れても桜花で回復したり波切でバリアをつけられるのでバフが切れても瞬間火力を出されなければ硬いです。
特に必要が無いなら桜花のHP回収と波切のバリアを捨てて威力を上げる選択肢を取ることもできます。先に敵を1人倒したとか他の味方がダメージをたくさん受けた後とかで、必要無さそうなら波切は単体に当てて桜花ではなく満月を使います。
地天と明鏡止水
とりあえず殴られそうな時は地天を使います。これから前に出る時でも前で戦ってる最中でも逃げる時でもいつでもいいです。特定のタイミングが来るまで寝かせたりはせずに地天中にダメージを受けまくるつもりで使いましょう。
明鏡止水は突っ込んですぐ使ったり防御を解除する時に使ったり色々です。浄化のバフが切れる直前に使うとバフ欄を見てる相手には有効ですし、白のLBなどの飛んでくるのがわかりやすいccが来るであろう時に入れておくのもいいです。敵に黒がいるなら氷デバフが3スタックしたら氷結が飛んでくるのでそれを見越して使います。防御中にパラで3スタックさせておくやつをされたら明鏡止水で防御を解除しましょう。
バフ欄を見てる相手はcc無効が切れてからccを使うので、cc無効は毎回活かせなくても崩しがついた敵に雪月花が出来ていればokです。無効を活かすなら前に出た時や防御明けなどのccを入れられたら困る場面にしましょう。たまに輝くおまけです。
どちらを使う場合もこれから殴られそうな時に使います。特定のタイミングだけで使うのではなく、前に出た上で「明鏡止水があるから3秒間ccが効かない」と「25%軽減と崩しがあるから叩かない方がいい」を雪月花と波切を使って火力を出しながらやることを最初の目標にしましょう。
波切
2人以上に当てると8000バリアがつくので2回分つくと快気1回分くらい硬いです。前方扇範囲なので発動時の立ち位置に注意して当てる対象を単体か複数かコントロールしましょう。敵と敵の間に立って後ろの敵に当てないみたいな感じです。
敵がまだまだリソースがあって殴り合いが続きそうなら複数人に当てましょう。
桜花
ダメージを与えた分だけ回復します。コンボの3段目からの派生なので前に出て留まる上で桜花を使うなら通常コンボを回す必要があります。これも波切と同じ基準で考えて殴り合いが続きそうなら使います。
早天
自衛スキルではないんですが味方を狙ってる敵を使って帰ることもあります。侍の立ち回り的にあまりやらないですが覚えておきましょう。
cc
バインドとスタンを持っていてバインドは早天がある限り使えるのでたくさん打てます。バインドを使うならこれから逃げるであろう敵と移動を伴うスキルを多用するジョブ相手が望ましいです。モとか侍とかは移動系のスキルを常用しますし、忍はバインドがあるとLBを打てないしスタンも入れられません。
バインドを解除しないと倒されるor浄化が無くて解除できない敵か、バインドがあると使えないスキルがあってストレスなジョブに対して使います。スタンは他のジョブと同じで味方が狙ってる敵に入れて自分も貢献したり、波切と返し波切の間に入れたりします。
味方の攻撃がccを入れたらすぐ飛んできそうな時に使うとか浄化が切れた敵に使うなどのccを持ってるジョブ全般に当てはまることを守って使えていればokです。よくわからなければ味方と同じ敵を狙ってそいつにccを入れましょう。
LB
崩しをつけたら軽減もデバフも全部無視して即死させられますが、バリアは無視できないので10000のバリアがついてる敵に当てると10000残ります。「予めバリアをつけて崩しをもらって斬鉄剣を誘って使わせた上でダウンしない」という対策なんですが、これに対してはこちらも「予め波切を打っておいて返し波切が使える状態にしておいて、LB→返し波切をして無理矢理削り切る」という対策の対策ができます。スタンがあるとよりダウンさせやすいです。
崩しを狙ってうっかりを誘うなら「HPがちょっと削れた状態で地天」とか「範囲攻撃を受けてる味方の近くに寄って攻撃をもらいに行く」とか「突っ込んで数秒おいてから地天」とか色々出来ます。これはもう多岐に渡るので何が最適かはケースバイケースです。殴り合いをしてる最中に地天をすれば大抵うっかりやってくれますが引き出しはたくさん用意したいところです。
敵が倒せそうだからうっかり殴っちゃったとか突っ込んできたけど地天を使ってないからリキャ中と勘違いしたみたいな駆け引きが出来るといやらしい斬鉄剣ができます。
どちらかといえば崩しのつけ方よりも誰を狙っていつ使うかの方が重要です。1回目は1人しか倒せなくても即人数差を作れるので安く使ってもいいです。但しLBを使った後に味方が戦える状態であることが条件なのでmpが切れそうで下がりたい味方がいるなら微妙になります。
もちろん複数人斬れるなら流れが一瞬で変わるので出来そうなら是非。
2回目
2回目は早くてもラスト1分になるので使うタイミング次第でOTの流れを決められるほど強力です。
倒した敵が復帰待ちの間にOTに突入すると斬鉄剣でダウンさせた敵がいない状態でOTが始まります。優勢でも劣勢でもOT中にクリスタルを止めてくる敵を人数差がある状態で対応できるので、2回目が溜まっても100%まで到達して勝てそうな時以外は即使うのはダメです。
また、劣勢でOTに突入して運ばないといけない距離が長い時は敵側は再度5人集まるまで待つ余裕があるので、そういった時は制限時間ギリギリで使うかOT中に使いましょう。2回目は「既に倒した敵が復帰してすぐ」、「クリスタルに乗らないといけないから5人揃って無くても対応せざるを得ない」というような人数差を押し付けられる流れを作るために使います。
2~3人斬れそうなら即でもいいですが、崩しがついたのが1人ならLBを持ってる侍を殴るリスクを相手が常に抱えているとして温存してもよいです。うっかり崩しをもらった敵が侍からの射線を切るために逃げてる時間があればそれはそれでアリです。
これもこれでケースバイケースが無限にあります。OT中にLBが溜まってる1人を含む敵5人で来られたらしんどいので1人でもLBを持ってる敵なら斬ることもあります。
立ち回り
さて、ここまでで登場したスキルはLBを除いて「殴られるためのもの」と「敵に浄化を使わせるもの」の2種類でしたね。冒頭にもありますが、殴られるためのスキルが4つある点と、バインドなら気軽に使える点を活かして敵からの攻撃を受けながら敵のリソースの消費を狙えるのが侍の強みです。
軽減orバリアで減らすか快気を使わずに桜花でヒールをすることによって1人で請け負えるダメージ量が多くなります。敵が出せる火力には上限があるので、侍が受けた量が多くなった分だけ他の味方が受ける量が減るので味方は下がらずに戦い続けることが出来ます。
戦うなら自分が狙われることによって遠隔が戦いやすくなるようにクリスタル付近が望ましいです。
苦手なこと
やろうと思えばできないことはないですが、敵を追って倒しに行く動きをするなら侍じゃない方がよくなります。スタンで止めて波切で絶対倒せるなどの算段があるなら良いです。
敵と味方が戦っているところから離れて追いかけに行くと侍の強みである豊富な自衛スキルが腐ります。侍自身が追いに行くのではなく、他の味方が追いに行ったらその間クリスタルで耐えるのが仕事です。
一緒に追ってもいいですが味方の遠隔がキツくなりそうなら絶対ダメです。
平坦に火力を出せるというのは、言い換えると瞬発力が無いということになります。瀕死の敵を追ってサッと倒して帰るよりも、殴られるためにある自衛スキルをたくさん活かして敵のリソースが枯渇する流れを作るのが得意分野です。
得意なこと
瞬間火力が並で平坦に火力が高いのは前に留まる侍にとって都合がいいです。敵はバリアや軽減で威力の高いスキルを受けて凌いでも侍にはまだ次があります。雪月花で減った分をケアルラとかで戻されても波切で削れたり、なんやかんや早天+桜花でも9000与えられます。
自衛スキルを使って侍から受けるダメージを減らしても平坦に火力が高いので自衛スキル無しで受けるダメージ量が多くなります。これによって敵はしんどくなっていきます。
なので前に出て豊富な自衛スキルを使って受けるダメージを増やしながら敵のリソースを削れということなります。
cc(受ける側)
ccの耐性は明鏡止水の切れ目を狙われたら他のジョブと変わらないし白のネイチャーは無効に出来ず普通に入ります。白が敵にいたりccを持つ敵が多い時に受けきれない量が飛んでくるのは仕方ないので、どうやって処理するかを覚えておきましょう。
どの場合でも敵が5人揃ってるなら浄化と防御が両方無い時に前に出るのは禁物です。
そのまま解除しない
地天がある時にccを受けたら効果時間中に倒されない可能性があるので解除せずにスルーする選択肢があります。崩しはほぼ活かせなくなりますがccを受けて解除せずに生きてるなら十分釣り合う成果です。
ネイチャーを受けたら強制的にコレしか選択肢が無くなります。
防御
倒されそうになった時ではなく、地天でダメージを受けるのと同じように防御でダメージを減らしつつccを無効化するつもりで使います。危なくなった時だけ使うよりは防御で減らしたダメージが増えますが、帰りは徒歩or早天になるので生きて下がれるようにリソースには注意しておきましょう。
これで下がってる最中にccが飛んで来て止められたら元も子もないので、敵の構成的にいつccが飛んできてもおかしくないなら明鏡止水か浄化があると安全です。相手のモが防御中にスタンを使ってくれたから15秒はスタンが飛んでこないから今下がれるなとか判断出来たら百点満点です。
その判断が出来ると帰りに明鏡止水と浄化が無くても安全になります。前に出て戦ってる最中に帰りの分を気にせず使えます。
絶対飛んでくる時に明鏡止水
防御明けにccを入れてダウンを狙う敵には明鏡止水で防御を解除すると刺さります。浄化バフの切れ目でも前に出て即でもいいです。先述した内容と大体同じです。
明鏡止水のバフのアイコンと内容を知ってる人ならバフが見えたら当然ccを使ってきません。その裏をかいて「防御明けだからいけると思ったらccが無効化された」を狙います。
地天と同じでちょっとhpが減った状態で防御をすると防御明けに快気を使われる前にccを入れたら簡単に倒せそうに見えます。明鏡止水で防御を解除して快気をしましょう。たまたまリキャが噛み合って出来そうな時ではなく、能動的に狙うなら明鏡止水のリキャが5秒以下になった時に合わせて防御を使います。明鏡止水を極端に遅らせるのはそれはそれでダメなので狙える時にやります。
バースト
暁天は早天に変換してください。
これの他にも波切と返し波切の間にスタンか早天を入れたりします。これといってバーストらしい瞬間火力の出るバーストは無いです。
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